嵐のまえぶれ
今日は天気予報で「風が強くなるでしょう」って言ってました。
そのときは「あ、そうなんだな」なんて思ってたけど、それがあんなことになるとは...
神宮橋にて
朝6時半くらいに、鰐川のドックを出発。今日の同船者はJUNさん。
昨日の雨もようやく6時くらいにあがり、気温もずいぶんと暖かい。まさに釣り日和だ。まずはボートをぶいーんと走らせて神宮橋付近へ。橋脚、脇のアシ、ボートドックを打つが不発。3〜4mあたりにオダが入ってる場所が何ヶ所かあって、そこではフィッシュアラームがぴこぴこ鳴る。なんかいるみたい。でも釣れない。
バイブを投げてると根掛かり。いつもならルーバでさっと外すところなんだけど、タックルボックスを新調したので持ってくるのを忘れてしまった。ということで、一度ドックへ戻り、再挑戦。
恐怖の外浪へ
それでは今度は外浪のほうをやってみようということでぶいーんと移動。
風が出てきたので風にまかせて移動しながら西側のゴロタエリアを打つ。しかし、これが間違いだったのだな。今考えれば。一通り打ち終わったので、小さな岬を超えて、風裏になっているワンドでゴハンを食べながらだらだら。風が強くなってきたなと思い、アシ越しに遠くをみてみれば、すでに波はうねうね。ところどころにウサギが飛んでる状態。どーしよう...
協議の結果、意を決して帰路に向かうことにする。うねった波を斜めに乗り越えていく。うねうね。バウで潰された波が頭からシャワーになって降ってくる。だんだんと風も強さを増し、白ウサギの数が目に見えて増えてくる。風は北風、釣りをしていた場所からドックがちょうど北側になっていたために、なかなか反対岸まで渡れない。というか、ボートでひとつひとつの波をなんとかいなしていくのがやっとの状態で、方向は風に聞いてくれって状態。まわり一面がうねりから波頭が崩れるウサギさん状態になったところで帰港を断念。100mほど先に見えるドックに避難を決定。しかしこの100mが遠い遠い。そのドックの壁に波があたって、だぱーんっと東映映画のオープニングのようになっているのだ。なんとか船をドックの入り口に向ける。ちょうど風に背中を向けるような形になった。波にのって進むからいい感じ?
いやいやこれがとんでもない。崩れた波が船を簡単に横にずらす。一瞬、船が斜めに傾き、ボートから放り出されるようになる。腕の半分までが水に浸かるがなんとかボートの中に体を残す。それと同時に水がどぱーぁ♪という音と共にボートの中に流れてくる。生命保険のことをこんなに真剣に考えたことは今までなかったよ。
次の波が運良くボートをドックの入り口まで運んでくれて、その隙を縫ってなんとかドックの石積みの中にボートを滑り込ませる。ふぅ、た、たたたすかったー。
帰ろうよ、もう
ボートから降りる。地に足がつかないってこういう状態のことを言うんだなあと実感。JUNさんはがたがた震えてるし、ぼくもパンツまでぐっしょり。出航したドックと反対岸まで来てしまったのでなんとかしなきゃなあと思っていると、風でかぶっていた帽子が飛ばされた。帽子を拾おうと堤防を駆け下りる。ちょうどそこに車が通りかかり、ちょうど止まってくれたので交渉して反対岸まで乗せていってもらう。さんくすです。近くのスーパーで、濡れてしまったパンツとズボンを買い、ゴハンを食べて今日は終了にする。なんだかんだで5時間くらいの出来事だったけど、なんか一生、心に残りそうな出来事だったな。
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