第18回3キロトーナメントしかしまあ、あれだ。
石の上にも3年という言葉があるが、ほんとだねあれ。
継続は力なりという言葉も含蓄があって、なかなかよろしい。
だけど結局、今日の釣りを格言に例えるなら「ひょうたんから駒」だろう。
今日はそんなお話です。
さて、3キロトーナメントもかれこれ18回目。
うち12回出場でこれが13回目だ。1回の出場選手が10組くらいなもんだから、確率的にはそろそろ優勝してもいいもんだが、これがなかなかそうはいかん。
なぜなら3キロに優勝するということは、たゆまぬ努力と鳥と魚への深い造詣が必要だからだ。これは本当に難しい。とくに鳥なんて都会で暮らしているとカラスか雀くらいしか見ることができない。と思うでしょ?ところがどっこい、よーく街中を見渡してみると白い小さな鳥や、茶色のやつやらとにかくいろんな鳥がいるわけですよ。ちなみに白い小さなやつはハクセキレイという鳥だということを某富士見の野鳥研究家のホームページで知った。つまりは、こういう努力が必要だということを言いたいわけです(嘘)
まーとにかく、本編へ。
6時。いつのもごとく3キロトーナメントがスタート。
寒いといえば寒いが、気温が6度の割には暖かく感じる。風がないからだ。
マルト前の水温は11度。水温が2桁あるんで今日はまだ巻き物でなんとかなりそうだとこのときには思っていた。
スタートの号砲と共に石田の1番に向かう。
石田の一番とは、石田の数ある浚渫のポイントで一番境川に寄った場所だ。未確認ながら5番くらいまであるらしい。ちなみについこの間知ったのだが、虎武竜のロードは6章まであるらしい。これはこれですごい。
とにかく、石田の一番からスタートして、境川、石田の2番、3番、大津新堀、田村、巨大オダ、土浦港と今までプラをして感触を掴んだ場所をぐるーっと回ってみたものの完全ノーバイト。時計を見ると9時。3時間かけて分かったことと言えば、今日は水が悪いということだけ。なんてこったい。
これはもうブレークはだめっぽい。かと言ってすぐさま新しい場所が思い浮かぶワケはなく、仕方なしにマルト前の波除けを撃つことにした。
これだけ水が悪ければ、ストラクチャーべったり、そして止めとかないと食わないかな?と思いつつ重常を波除けに打ち込んで回りを見渡せば、サンレイク前のドシャローのゴロタにおかっぱりがいない。そして水面を小魚の群れが泳ぎまわってるのが見えた。
ん?あれってバスもいるんじゃない?
思うや否やゴリゴリと波除けを掻き分けて、サンレイク前シャローに突入。そして何を投げるかと問われれば「スピナー」これだ。
本当ならフローティングミノーを投げたいところなんだけど、なにせオカッパリが長靴でも立てるくらいのシャローなんで根掛かるとボートで回収に行けない。スピナーならなくなってもいいやってなもんだ。
この気楽さが幸いしたのか、キャストを始めてすぐにヒット。
しかーし、これがまた小さい。完全に手のひらサイズ。それでもなにより、ノーフィッシュで帰ることが避けられただけでももうけもんだ。それにこのサイズで3本揃えれば、某氏の最軽量記録も抜けるかもと思いつつスピナーをキャストし続けるとあっけなくもう1本追加。今度はさっきよりもちょっとマシ。33cmくらいか?違う、このサイズを釣ったんじゃ記録にはまだ遠い。と思いつつスピナーを投げ続けるとさらにバイトがあった。これはかなりマシなサイズだったんだけど、首振り1発でバレた。フッキングに難があるのか?スピナーは。
日が翳って、弱い風が出てくると共にバイトが止んだので、同じようなシチュエーションを探しに移動する。
桜川河口、石田の奥に行ってみるがベイトがいない。バスもいない。
KENさんチームは900gを入れて1700gくらい持っているという話。そして、やのさんからは「うちのかみさんが、そろそろatomさんが優勝するんじゃない?って言ってたよ。」とやんわりプレッシャーを掛けられる。ところがどっこい、ぼくのライブウェルにいるのは煮干しみたいなバスと干物のようなバスの2本きり。どう見積もったところで600gあるかないかというところだ。やのさんの奥さん、ごめん、期待に添えないかもしれない。
とにかくあと1本揃えないことには話しにならん。
やんわりと日差しが強くなったのを見計らって石田の杭撃ち。水が悪いのでストラクチャーべったり&ステイじゃないと食わないじゃないか?と予想して3号重常+パワーホグ4inで杭の根元に撃ちこんでステイ。これで1匹は釣れるだろうと予測して、1時間弱かけて粘ったものの大外れ。時間はあと1時間を切った。
こうなりゃね、あれだ。一発でかいのを釣ってKENさんを抜かしてやろう。どれくらいのを釣ればいいんだ?1700-600で1100gか?いやここは余裕を見て1200gを釣っておこう。でもって1200gの魚がいるところは...
んなことが分かれば、こんなに苦労せんわい!
あてどもなくシャロー撃ち。こんな時期にシャローで釣れればでかいだろうなーとは思ったけど、そういう期待を込めた釣りで釣れたためしがない。やっぱりこれも外れ。時間はあと30分。
こうなりゃ、最後はクランクで締めようと最近入ってなかった石田のコンクリ堤防手前のストレッチに入ってクランク。この辺りに石田ホールって呼ばれる場所があるはず...と見渡せば、それらしき場所にしっかりバスボが入っている。ふーん、そこなんだ...しめしめ。と次の釣りを考えてるあたり、かなり今日の釣りは捨てギミ。石田ホールを釣るバスボを見ながらブレイクをチェックしていると、ブレイクの下にオダのようなものが魚深に映る。
なんだこりゃ?
そういえば、かなり前にこのあたりのゴリゴリでクランクに40upが出たことがあったな。もしかしたらこれかもしれないと、そのオダのようなものをチェックする。まずはそのままクランクで固さチェック。石っぽい。ついでに1/2ラバジで大きさチェック。けっこう大きい。ついでに釣れるかどうか常でも落としてみよーっと、そのまま重常@パワーホグを投入。
でもまさかね、ボートで真上を何回も通って、さらにクランク、ラバジを何度も入れた場所で釣れるとは思わないじゃない。
常を投入すると、着底と同時に根がかり。ちっ。根がかりを外そうと軽くロッドをあおるとなぜか根がかりが動き出す。
おいおい、これ魚じゃん!
ロッドを立てて、魚の重みがロッドにかかるとこれがまた重い。バスならキロオーバー。バスかな?ニゴイかな?キャットフィッシュだったりしたらウケるだろうな(笑)なんて思いつつ、ぐいぐい寄せくるとその姿が水面下にきらりと光る。
バスじゃん...
しっかり口にフッキングしてるのを見て、一気に抜き上げようとしたけどそのまま船べりにぶち当たって抜き上げ失敗。つーか、でかいよこれ。
焦りつつも、バスの背中をむんずと掴んでライブウェルに放り込んでマルトに戻る。
頭の中ではatomコンピュータがフル回転で今日の重量を計算する。
200+300+1100=1600くらいか?んー、KENさんたちには届かないかなあ...もしかしたら...もしかしたら...
マルト前に戻ると目の前にKENさんたちがいたので、すぐさま「あれから入れ替えした?」とさりげなく聞いてみる。本人はかなりさりげなさを出したつもりなのだが、さすがに長い付き合いだ、しっかりこっちの心中は読まれていて「なに?あれからいいの釣ったの?」と返してくる。するどいぞKENさん。本当は最後まで隠しておこうかと思ったのに。
さて、いよいよ検量。
下位陣から検量を済ませ、残るは3本のリミットを揃えたぼくとKENさんチームのみ。37、8cmの標準サイズを2本に900gのでかいのをひとつ。ここでまたatomコンがフル回転。いやこのときすでにコンピュータとは呼べない妄想マシンと化した頭脳がフル回転。あの900gはでかい。がしかし、腹がへこんでる。あれなら俺の方が重いはず。もしかしたら...もしかしたら...
はい、KENさんチーム、1800g。
げっ!嘘つき。1700gだっつったじゃん。あーあ、こりゃダメかな...
仕方がないんで、少しでもウケを取ろうと小さい手のひらバスから検量カゴに入れて、最後にでかいのをがつんと検量カゴに放り込む。
すぐさま検量の目盛りを読む。デジタルメータは2キロ台を刻む。
あれ、これ、あ、あぁぁぁぁぁxxxxx。
やったかもしんない!

(KENさんの写真をパクりました。)
というわけで、堂々の初優勝っ!
うーれしいな♪うれしいな♪
なんと後で計ったら、最後のでかいのは48cmもあったんだよね。そりゃ重いハズだわ。
苦節3年。本当に悲願の3キロ初優勝を飾り、これで3キロゴールデンバナーを使える身分になったかと思うと、本当に嬉しいよ。
今まで僕を応援してくた人、これでぼくもようやく一人前になりました。ありがとう(笑)
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