”よゐこはラジオではおもしろい”。このフレーズを耳にしたことはありませんか?ファンとしては、よゐこそのものが
おもしろいの!!と反論もしたくなるのですが、確かにテレビとラジオでの差を感じないわけではありません。
では、なぜラジオのよゐこはおもしろいのか?テレビとラジオではどこが違うのか?そういったものをここでは勝手に
分析していきたいと思います。
@ ボケとツッコミの確立
本来、よゐこにおいて ボケ=有野さん ツッコミ=濱口さんという役割分担があります。ラジオではこのよゐこ的
役割分担がちゃんとできています。有野さんがテレビの何倍も喋るという印象があるのは、”ボケる”という作業を
やっていることがひとつの原因ではないでしょうか?そして有野さんがボケるから濱口さんがつっこむ。こういう
相乗効果によってラジオでのよゐこはよく喋ってると思われているんです。
A ボケさせてくれる場所
では、なぜ有野さんはボケるということをテレビではほとんどせず(ま、カットされてるということもあるのですが)
ラジオでは自由にボケるのでしょうか?それは、ツッコミがかならず濱口さんであるということがわかっているからです。
めちゃイケを例にとってみましょう。番組全体のツッコミ役はいつも矢部さんがとっていますね。つまり出演者全員のボケは
矢部さんのツッコミ経由で形になるわけです。ということは、矢部さんが知らないこと、おもしろくないと感じるボケをした場合、
流されたり、非難めいたセリフでかえされます。しかしラジオでは、自分のことをよく知ってくれている濱口さんが常につっこんで
くれます。そして相方なのですから、よっぽどのことがない限り冷たいあしらわれかたはされないでしょう。よって有野さんは
安心してボケることができるのですね。
B キャラクターの固定されない空間
キャラクターづけというのは、タレントさんにおいてはある意味必要不可欠なものです。ああいうキャラだからしゃあないとか
そのキャラであんなことするから逆におもしろいとか。ただ、よゐこにおいてテレビでのキャラは本人達に良い影響を与えてる
とはあまり言えないのが現状です。天然な濱口さんに普通の有野さん。しかしラジオではこのキャラはほとんどとっぱらわれて
います。仲間に毒舌を吐く有野さん。あいつがいないとしっくり進まないとメンバーに思われるほどちゃんと番組進行のできる濱口さん。
テレビでは決してみることのできないよゐこの姿ではないでしょうか?
Cラジオで見せるプロ意識
長年にわたりラジオの場で活動するよゐこ。その年月の間に、彼らはラジオでやっていいこと、駄目なことをちゃんと
身につけています。いくつか例をあげてみましょう。
『ラジオやから・・・』→よく日常会話で「これくらいの」というような表現を身振りなどととともに使いますよね。しかしラジオは
音のみの世界。リスナーにしてみれば「これくらいってどれくらいやねん」ということになってしまいます。そんな時、ふたりは
「大きさにして大体〜cmぐらいですね」「缶ジュースぐらいでしょうかねぇ」などと明確な大きさを提示してくれます。
『本番中ですよっ』→テレビとは違い、タレントさんの”素”の話が聞けるのがラジオのおもしろさのひとつでもあります。そして
そういう話で盛り上がると、話してる本人やその他のメンバーもついつい自分が仕事中であることを忘れて話にのめりこんで
いってしまったり、言い過ぎ発言をしてしまいがちです。そんなとき、よゐこ(大抵濱口さん)が、このセリフでみんなをクールダウン
させています。
他にも、マイクにからだがあたってるのに気づかずに喋ってたり、他の人が喋ってるのにその後ろで喋ってたり、リスナーとしては
ちょっと耳障りかな?と感じるときに自然と注意してるのをよく聞くことができます。そんなとき私は「さすがプロ!」って感じます。
Dふたりだけの世界
よゐこだけの番組、ライブ・・・よゐこはほかの演者がまったくいないときのほうがその力をよく発揮します。ラジオは、もちろん
ほかのメンバーはいるのですが、比較的よゐこの世界を作りやすい環境であることは否めません。ほかのメンバーが会話に
ついていけてないとき、よゐこふたりで話しが盛り上がってるときのほうが、当然のことながら会話はスムーズでしかも
おもしろいように思います。なぜなら、無駄な説明をする必要はないし、基本的意思疎通がコンビ内でちゃんとできてるからです。
フリートークで、濱口さんと有野さんの間で会話が続くとき、ふたりとも無意識的にリラックスして喋ってる様子がしばしば
うかがえますよ。他の人が入った場合と比較して聞いてみてください。
Eパートナーを選ばない
長年にわたりラジオを続けてきたよゐこ。その間、何度もメンバー代えが行われてきました。中には「このメンバーって・・・」
と思ってしまうような組み合わせも何度か。しかし、不安なリスナーを尻目に、よゐこは初回からきっちり自分達のラジオを
作ってくれます。もちろん第1回めの放送のときは、かなり話すネタを考えてきたり、お互いの呼び方が不安定だったり
しますが、気づけばよゐこペースに。過去にひとりだけ、最後までどうしても仲良くなれなかったという人がいましたが
相手にあわせつつも(これ重要)、よゐこの色に染めていく、あの空気はよゐこならでわなのかもしれません。
F悪口を悪口と聞かせない
これは、有野さんが自分で言ってたんですが、よゐこがいう悪口が悪口に聞こえないのは、言った後、ふたりが
本当に楽しいそうに笑うからだそうです。確かに、ふたりが悪口っぽいことを言っても、ふたりしてケタケタ笑ってる
ので、聞いているほうもひとつの笑い話のように感じてしまいます。これはやはり、よゐこが友達同志から始まってる
おかげなんでしょうか?学生時代の休憩時間のような、そんな雰囲気なんです。ま、もともと本気で他人の悪口
を言うようなコンビではないのですがね。
その他もあると思いますが、また気づきしだい書き加えていこうかと思います。この分析は、あくまで私が勝手に感じたままに
書いているので、異論とか感じるかたもいるかもしれませんが、あくまでひとつの意見として読んでいただければ幸いです。