小規模オフィスもネットワークを組んでみましょう
個人事業の方々でパソコンは数台使ってるしインターネットもメールも使ってるけどネットワーク(LAN)は組んでない方を多く見受けます。繋ぎ方がよくわからないとか、頼めばかなり高額な料金を取られるといったところだと思います。しかしやってみると意外と簡単! ネットに繋がっているか否かは別としてまずはネットワーク(LAN)を組んでみましょう。仕事の効率は飛躍的に向上する事間違いなしです。


ちょっとしたLANのイメージを書いてみましたがこんな感じだと思います。サーバーは必須条件ではありません。クライアントの1台をサーバーとして利用する事も可能です。


●●●ネットワーク接続の方法●●●

★LANボードとドライバーは既に入っている物とし各PCとハブをLANケーブルで繋ぐ(通常はストレートケーブル)

★ワークグループ名はアルファベットで同じに揃える。(初期設定の「WORKGROUP」のままでも可)
WindowsXP
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→コンピータ名タブ→変更→ワークグループで設定
Windows2000
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→ネットワークIDタブ→プロパティ→ワークグループで設定
Windows98
設定→コントロールパネル→ネットワーク→識別情報→ワークグループで設定

★個々のパソコンに名前を付ける
ワークグループ名の所に「コンピュータ名」というのがありますので「PC-1」「PC-2」でも良いし使用者の名前をアルファベットで入れてもOKです。ダブってはいけません。

※インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティにあるIPアドレスの設定は「IP アドレスを自動的に取得する」にしておけば特別に入力しなくとも良いかと思います。


●●●フォルダ・ファイルの共有の方法●●●

★WindowsXP HomeEditionの場合
@共有したいフォルダを右クリック
A「共有とセキュリティ」→共有タブの「危険を認識した上で・・・ファイルを共有する・・・」との文章の所をクリック
B「ファイル共有を有効にする」を選ぶ
C共有タブの「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」と「ネットワークユーザーによるファイルの変更を許可する」の2つにチェック
DOKする

★WindowsXP Professional & Windows2000の場合

@「マイコンピュータ」を右クリック→「ローカルユーザーとグループ」→「ユーザー」→「ゲスト」のアイコンが×になっていた場合アイコンを右クリックし「プロパティ」で「アカウントを無効にする」のチュックを外す
A共有したいフォルダを右クリック
B「共有とセキュリティ」→共有タブの「このフォルダを共有する」とユーザー制限数「無制限」に丸印
Cセキュリティタブの「グループ名またはユーザー名」の「Everyone」が無ければ追加する
D「Everyoneのアクセス許可で」「フルコントロール」にチェック
EOKする
※Win2000やWinXP ProfessionalではWin98やWinXP HomeEditionよりセキュリティの設定が高度であるためネットワークがうまく繋がらないといったケースが多く、その場合@CDで引っかかってる場合が殆どのようです

★Windows98の場合

@「設定」→「コントロールパネル」→「ネットワーク」の所でTCP/IPプロトコルが無ければ追加する
A同タブにある「ファイルとプリンタの共有」をクリック。「ファイルを共有できるようにする」にチェック「プリンタを共有できるようにする」も一緒にチェックしてOKする
B共有したいフォルダを右クリック共有タブの「共有する」に丸印
Cフルアクセスに丸印
DOKする


●●●作業効率の良いフォルダやファイルの共有のやり方●●●

★1台のサーバー又はPCに共有フォルダを作りそこへ全てのファイルを出し入れするようにする
全てのパソコンをお互い見合えるようにしても構わないのですが、それでは最新更新ファイルがあちこちに出来たりして非常にややこしくなってしまうのでフィイルの保存や移動も全て1つの共有フォルダで行うようにした方が解りやすいと思います。 例えば「PC-1」のコンピユータのDドライブに「DATA」と言うフォルダを作りそれを共有し全てのファイルをその中にぶち込んでいくとか(もちろんその下にサブフォルダを作り整理していく必要はありますが)

★共有フォルダへのショートカットを「デスクトップ」上と「マイドキュメント」の中に入れておく
色んなアプリケーションはファイルの保存する時にまず保存先として「マイドキュメント」出てきます。そこでいちいちネットワーク先を捜していたのでは面倒なので「マイドキュメント」の中に共有フォルダへのショートカットを入れておくとそこをクリックするだけで一発で行けますので便利です。 また開く時も「デスクトップ」上に同一のショートカットを置いておくと素早くできます。

★共有フォルダを置くサーバー又はPCはWindowsがあるCドライブではなくDドライブに置く
WindowsがあるCドライブですとデータが重くなってくると動きも重くなる他、万一起動不能またはリカバリーとなった時全てのデータが無くなる可能性があります。通常リカバリーはCドライブに対して行うのでDドライブへデータは置いておいた方がリカバリー後もデータは残ると可能性は非常に高いと思います。

★共有フォルダのバックアップは頻繁に行う
ファイルやフォルダの一元管理は効率的な反面そこがやられると全てが無くなる危険性もはらんでいます。そこで物理的に別のドライブやPCへ定期的にバックアッブする事をお勧めします。 USB接続のハードディスクをサーバーへ接続しフリーソフトでミラーリングソフト等がありますので毎日昼休みの12時になると自動的に共有フォルダを自動バックアップするような設定にしておくと安心かと思います。 ※ミラーリングソフトとは別の場所へそのフォルダと同じ状態に自動的に更新してくれるソフトでベクター等でダウンロードできます。

★共有フォルダを置くサーバー又はPCは出来るだけ作業は行わないサーバー専用機とする
サーバー機で作業すると他のPCからアクセスされた場合処理速度が落ちますし、作業中ハングアップし再起動が必要になった場合そこからファイルを引っ張っていた他のPCまでデータが壊れる危険がありますので出来ればサーバー機では作業しない方が望ましいと思います。 また購入する場合「サーバー」と銘打った機種の方が電源の常時入れっぱなしやハードデイスクの繰り返し読み書き、読み取り速度等に強くできていますのでできるだけ「サーバー」と銘打った機種を購入しましょう。 ただし空調ファンが勢い良く回ってますので少々煩いのが欠点ですが(笑) また外付けのハードディスクは読み書きのスピードや繰り返し読み書きの耐久性の点で心配ですのでバックアップ用と考えていた方が良いかと思います。

★サーバー機のOSはWindows98ではなくWindows2000を、次にXPが望ましい
Windows98では起動しているうちにリソースが減って行き数時間ごとの再起動が必要となるほか、ハングアップする可能性も高いのでサーバー機には向きません。Windows2000ではハングアップの心配も殆どありませんし、数ヶ月も電源起動しっぱなしでも心配ないので良いと思います。 また仕事で使うOSは現段階で私の感想ではXPより2000の方が出来る事は殆ど変らないのに軽快に動くしハングアップの可能性も低いのでお勧めです。サーバーはWindows2000Serverを、クライアントはWindows2000Professionalが仕事用OSとしては現段階ではベストの選択ではないでしょうか。

★サーバー機のパーテーションの切り方としてCを必要最小限にDをデータ領域として多くとる

ただしWindowsや各アプリが入るCドライブが少なすぎた場合後々デフラグ(ファイルの並べ替えメンテナンス)等が出来なくなってしまいますので一般的にCを4〜10Gとした場合Dが30Gとかそんな物だと思います。 サーバーのCドライブには必要最小限のソフトしかインストールしない方が賢明と思います。



●●●うまくネットワークが認識できない場合●●●

LANがインターネットに接続されている時フォルダやプリンタの共有がうまく行かない場合
「NWLink IPX/SPX/NetBIOS 互換トランスポート プロトコル」を追加してみると直る場合が多いです。
理由は良く解りません(汗)
HPの大判インクジェットプリンタがネットワーク上にあり印刷がうまく行かない場合もTCP/IPではなくIPXで通信してやると何故かうまく行きます。この場合HPのドライバを入れる時IPXを選ぶ必要があります。

IPXプロトコルの追加

WindowsXP
コントロールパネル→ネットワークとインターネット接続→ネットワーク接続→ローカルエリア接続を右クリック→プロパティ→全般タブの「この接続は次の項目を使用します」の所に無ければインストール→プロトコル→追加で「NWLink IPX/SPX/NetBIOS・・・」を選ぶ

Windows2000
コントロールパネル→ネットワークとダイヤルアップ接続→ローカルエリア接続を右クリック→プロパティ→以下同じ

Windows98
設定→コントロールパネル→ネットワーク→ネットワークの設定→以下同じ
※Windows98時代はMicrosoft NetBEUIプロトコルを追加したら直った事もよくありました。


●●●プリンターの共有方法●●●

プリンターがどれかのPCへ直結されている場合
@まずプリンターが接続されているPCのコントロールパネル→プリンタで該当プリンタを右クリックし共有タブで「共有する」を選択
A他のPCはドライバをインストールする時ネットワークプリンターを選び「プリンタを参照する」 を選ぶと接続されたプリンターの一覧が表示されます。それを選択しドライバーを入れますがOSが同じであれば自動的に接続されたPCのドライバを引っ張ってきます。OSが違う場合は要求されます。

※どれかのPCにプリンターが接続されている場合当然ながらそのPCが起動してないと印刷できませんのでお忘れなく(笑) 常時起動しているサーバーに繋いでおくのが良いかも知れません。

プリンターがLANケーブルでハブに接続されている場合
各社のプリンタードライバーのインストールプログラムでネットワークプリンターを選びます。
後はインストールプログラムに従ってください。



●●●各PC設定の時楽をする要領●●●

各PCへインストールするソフトやドライバーは共有フォルダへ入れておくと一々CDやFDを入れ替えなくて良いので簡単です。またアウトルックエキスプレスのメール設定やアドレス帳もエクスポートして共有フォルダ入れておくとアウトルックエキスプレスの設定は一発で済みます。


●●●アウトルックエキスプレスの設定●●●

まず既にメール設定の終わったマシンから設定をバックアップします。
ツール→アカウント→該当設定を選ぶ→エクスポートで○○○.jafと言うフィイルを共有フォルダに保存する
新しくメール設定したいマシンで
ツール→アカウント→インポートで○○○.jafを選ぶ。それだけで完了です。
(但しWin2000とXPは互換性あるのですけど、Win98は何故かメール設定ファイルの互換は無いみたいです)

次に既にアドレス帳があるマシンからアドレス帳をバックアップします。
アドレス→ファイル→エクスポート→アドレス帳(wab)で○○○.wabと言うフィイルを共有フォルダに保存する
新しくアドレス帳設定したいマシンで
アドレス→ファイル→インポート→アドレス帳(wab)で共有フォルダの○○○.wabと言うフィイルを選ぶ。以上でアドレス帳も移せます。

※全てのPCで同じメール設定をした場合、他のPC先にメールを取られた場合サーバーからメールを取れなくなるので1台全てのメールを取るPCを作っておいて他のPCはアウトルックエキスプレスの
ツール→アカウント→該当設定を選ぶ→プロパティ→詳細設定「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックを入れておくとサーバーのメールはメインのマシンが取るまで無くなりません。

上へ!
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